今日、尿石症で尿道閉塞してしまった猫が2匹来ました
尿石症とは、尿中のミネラル分が何らかの原因で
結晶や結石として発症してしまう病気です
ストルバイトはよく知られていますね
その結晶や結石が尿道をふさいだり、刺激してしまうことで
尿の排泄がうまくできなくなってしまいます
ひどい場合には尿道に詰まってしまい、尿の排泄が全く出来なくなってしまいます
尿が排泄出来なくなると、どんどん膀胱に溜まり、
膀胱に溜まった尿が腎臓へと逆流してしまいます
そうすると、腎臓が壊れてしまい、命の危険にもつながります
特にオスはメスと比べて尿道が非常に細いので、日頃から注意しておかなければなりません
また、1回でも尿関係の病気になってしまった猫は、
将来、腎炎になる確率が急激に上がるそうです
将来のためを思うと、なるべくならないようにした方が良いですね
そのためにも、日頃からお水をよく飲むようにしたり、
いつも食べているフードに尿関係のフードを混ぜても良いでしょう
日頃の飼い主さんの愛情という名の観察が、長生きへと繋がるのです
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