先日、動物ボランティアに関するセミナーに行ってきました
講師は、漫画化もした小説「犬部」の主人公のモデルとなった太田快作先生です
獣医学生時代に行っていた動物ボランティア活動が小説になっているのですが、現在も恵まれないわんちゃんねこちゃんの為に精力的に活動なさっていて、非常に感銘を受けました
内容は主に動物の殺処分数について
現在わんちゃんは年間5万匹、ねこちゃんは年間10万匹以上殺処分されているという現実があります
これをゼロにするにはどうしたら良いかといった話でした
行政、業界、病院、民間が連携してやっていかないといけない、特になかなか減らない猫の殺処分数を減らすのは野良猫のTNRがもっとも有効とのことです。
TNRとは、Trap(捕獲)、Neuter(不妊手術)、Return(戻す)の略で、殺処分されるねこちゃんの大半が野良猫の産んだ子猫であり、生まれなければ殺されないという考えのもと、野良猫に手術を施し、地域で管理していく地域猫としていくといったコンセプトのもと行っていっています
ここからは自分の考えなのですが、日本の経済や文化レベルが向上していくに連れ、動物愛護に対する考えや理解も向上していくと思います
近い将来、動物の殺処分数がゼロになる日は必ず来ると思うとともに、自分も野良猫がきっかけで獣医師を目指した身なので、恩返しと思って何かできないかなと思ったセミナーでした
奥山
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