今日は昼に麻酔下での外耳炎の子の処置がありました
耳内鏡で耳の中に何か黒いものが見えたため麻酔下でそれを摘出する事になったのですが、、
耳の中の所見がこれ
確かに鼓膜近くに何かあります
そして取り出したものがこれ
イネ科の雑草の種でした
今の時期は高温多湿になってきてるので、外耳炎の来院は非常に増えてきています
外耳炎は、耳の垂れた子や耳の中の被毛の多い子で、耳の中の湿度が上がってしまい、細菌や酵母が増殖してしまう事で起きてくる事が多いです
しかし原因にはその他に、寄生虫(ミミ疥癬、ニキビダニ)、今回のような異物、腫瘍、アレルギー性皮膚炎、ホルモン疾患、免疫介在性皮膚炎など様々なものがあるので、やはり原因を探って行く事は大事だなと思う今日この頃でした
奥山
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